「川越の未来は、この手で守る」
時が人を結ぶまち、川越。
最後にここを訪れたのはいつだっただろうか。
見慣れたふるさとの景色に、僕は懐かしさを感じていた。
ところが街はある奇妙な事件で騒然となった。
なんと、ロボットを乗せた不思議な山車が現れたというのだ。
一目見て噂を確かめるため、あるはずのない30番目の山車の元へ駆けつけた。
そんな僕を見つけると、ロボットは写真を渡してこう言った。
「君ニ川越ノ未来ヲ救ッテホシイ。」
そこに写し出されていたのは、変わり果てた未来の川越だった。
僕が川越の未来を救う…?
変わらないもの、変わりゆくもの。
過去、現在、未来。
全てが繋がった時、川越の未来は変わる。
時空を越えた謎解きが今、始まる。